集団授業のデメリット

立ちはだかるスピード感の問題


塾の基本スタイルであるのが集団授業という形態です。学校の授業と同じ形態なのでなじみのあるスタイルとも言えますが、そのデメリットは「自分だけの授業ではない」という点が最大のポイントです。集団なのですから当たり前といえば当たり前ですが、勉強するにあたってはこれが意外に大きな障害となります。最も分かりやすい点で言えば、授業スピードが自分に合わないというところでしょう。自分はもうしっかり理解しているポイントであっても、過半数が理解していないようであれば先生は繰り返しその点を説明します。分かっている子にとっては無駄な時間だと感じられてしまうでしょう。一方で、その逆も起こりえます。過半数が理解していれば自分が分かっていなくても先に進んでしまいます。

質問する勇気が必要です


過半数が理解していても自分は全く分かっていない、そんな場面は誰でも経験したことがあると思います。そういう時に、すぐに質問が出来ればこの点はあまり問題ありません。しかし、どうでしょうか。みんなが分かっていることを「自分は分かっていない」と表明するのは、意外に勇気がいるものです。「後で聞けばいいか」「分かったふりをしてしまおう」そういう風に思ってしまう子がいるのは想像に難くありません。こうして後回しにしたり、分かったふりをすることによって授業でだんだんわからないことが増え、授業についていけなくなる子が生まれてしまうのです。周りに人がいること、これが集団授業のデメリットです。これは考え方によってはメリットにもなりますのでその子にあった形態なのかどうか、見極めることが大切といえます。